SSブログ

ファイル再生オーディオ

現在は、PCベースのファイル再生をメインの再生元にしている。
PC上で操作するのではなく、サーバーにおいたファイルをスマホから選曲し、USB接続のD/Aコンバーター経由で再生する、というスタイルだ。

なんとなく買ってあったソニーの UDA-1 が、Volumio からの USB再生に対応しているというのをネットで目にして試したみたのがファイル再生の始まりだった。

Volumio は、USBメモリーからの起動も可能なので、最初はノートPCで利用していたが、これは便利だと気づいて常時起動しておけるように専用のPCを用意した。消費電力が低いPCを探した(常時通電するので電気代の負担を抑えたかったのと、リニア電源での利用が可能なので)結果、ECS の Liva を購入した。中古で1万円程度だったと思う。
Liva は 64GB のフラッシュメモリを内蔵しているが、Volumio にはeMMCドライバが入っておらず、そのままでは残念ながら利用できない。なので、起動用兼音楽ファイルストレージ用に外部HDDをつないで利用していた。

Liva で稼働するVolumioを常用するようになり、保険としてもう1台 Liva を買い増そうと思っていたところ、Tinker Board S というのを見つけた。

Tinker Board Sは、内部のフラッシュメモリ領域からOS(Volumio)が起動できるとのことで、またmicro SDカードスロットも搭載しているので、音楽ファイルをSDカードに収めれば、外部ストレージを繋がなくても運用可能となる。単体でコンパクトに完結してしまう。

音質の点でも、USBには音楽信号だけが流れるので(SDスロットは内部的にはUSBバス接続されているかもしれないが)、有利になるのではないか。

期待通り、Tinker Board S で運用する Volumio は非常に快適で、大きな問題もないし、音質的にも良好だ。
内容的には、アイ・オー・データ機器の Soundgenic (のSSD搭載モデル) 相当と言える。再生アプリの使い勝手や導入の敷居の点では、Soundgenic のほうが良いのかもしれないが、個人的にはこれで十分満足できる。




nice!(0)  コメント(0) 

プリメインアンプ追加 [audio equipment]

先日、PM-11S2 を中古で購入。
これまで使ってきた PM-14SA ver.2 の、2世代後継となるモデルで、
出力は同じだが、重さが増しており、価格も多少上がっている。

長年愛用してきた PM-14SA ver.2 には、大きな不満はなかったが、
なんとなく後継機種の向上ぶりを確かめたいと思ったとき、
現行の PM-10 で設計思想の方向性がやや変わったようにもみえたので、
中古価格がこなれてきた PM-11S2 を購入してみた。

比較して、高域のきらびやかさ、全体的な躍動感というかやんちゃさは
見られなくなったが、情報量、音像の安定感、音離れのよさは、しっかり向上している。

Integrated amp: PM-11S2 (ACROLINK 7N-PC4030 Anniversario)
USB DAC: Oppo Sonica DAC (Wireworld SILVER ELECTRA 5)
File server: Tinker Board S (Wireworld SILVER ELECTRA 5)



nice!(0)  コメント(0) 

マスターテープの用語定義

"マスターテープ"とは、実はその定義があいまいだったり、幅が広かったりで、ときおり混乱させられる。

ステレオサウンド 166号で嶋護氏はこう書かれている

セッション・マスター、エディト・マスター、イコライズド・マスター、その他と、「マスターテープ」は時には無数に存在するとさえ言ってよい


ユキムのホームページより

一般的に「マスターテープ」とは、セッションテープを繋ぎあわせて完成したファイナル・マスター・テープをコピーした、いわゆる「プロダクション・マスター」を指している場合があります。しかし、YUKIMU CLASSIC LP COLLECTIONはセッションテープそのものである大変貴重な「ファイナル・マスター」を使用してリマスタリングを行っています。 このことは、今回のリマスタリングに使用されるテープが、実際にアーティストが演奏した現場のレコーダー上にあったテープそのものである事を意味しています。


"高音質サウンドの楽しみ"より

親レーベルが他国のディストリビューターに供給するマスターテープは"プロダクション・マスター"と呼ばれるコピーであるのが一般的だ。損傷を避けるため、正真のオリジナル・マスターは原則として国外への持ち出しができない


コロムビアのホームページより

「マスターテープ」という言葉は一般的にはレコード原盤作成に用いられる音源テー プということになると思いますが、実は仕様的にははっきりした定義がなく、実際の 現場にはいろいろなマスターが存在します。 (略) 手切り編集をした真のオリジナルテープをLPカッティング用のマスターとして使用する場合もあれば、オリジナルマスターの劣化の防止という観点や、スプライシングをなくして物理的に安定した走行と保存を得るためにマスターコピー をとってそれを使用する場合、また録音によってはエコー付けや音質の調整をした上ではじめてマスター音源としてオーソライズされる場合、さらにはLPカッティングの用途に限定して最適なイコライジングをしたコピーをカッティングマスターとして使用する場合


乱暴に一言でいってしまえば、プロダクション・マスターは実際に収録したセッションテープ(を切り貼りした)そのもの、それに近いものである場合もあれば、何世代か編集を重ねたものを最終的なプロダクション・マスターとする場合もある、ということになるだろう。
そして、後にリマスターする際に、そのプロダクション・マスターを再度引っ張り出してくることもあれば、セッションテープにさかのぼったり、あるいは逆にディストリビューターにコピーされたプロダクション・マスターの複製のほうが保存状態がよかったのでそれをマスターとして利用することもあったりしていて、それが"マスター・テープ"の定義を混乱させているのだろうと思う。






nice!(0)  コメント(0) 

スイッチングハブの電源

最近のスイッチングハブは省電力化がすすんでいて、付属のアダプターの容量も、5V(1A)程度だったりする。

そういう製品をひとつためしに買ってみて、そして付属のアダプターに代えて手持ちの5Vのトランス式アダプターで動かしてみると、ちゃんと動いた。

現在のシステム構成では、オーディオ信号はLANを通らず、ネットワークはあくまで再生・選曲といったサーバーに対してののコントロールに利用しているだけだが、それでもスイッチング電源をトランス式に変えることで、ある程度の効果を期待していいのではないだろうか。

nice!(1)  コメント(0) 

BD-A1040 後記

BD-A1040の追加レビュー。

1. DSD(DFF)ファイルが再生できる
いわゆる DSD64 どまりっぽく、また、すべてのファイルに対応しているわけではないが、再生できている。デジタル出力も、88.2kHzに変換されて出ている。


2 USBメモリーの音楽再生に動作難
USBメモリーをつけたりはずしたりしていると、ハングしてしまった。
電源オン・オフも効かず、電源指しなおすことで復旧。
また、再生順は、ホームページのFAQでも書かれているよう、ファイルがコピーされた順となるので、なかなか使い勝手が良くない。

3. DVDオーディオのグループ移動は画面メニュー経由のみ
リモコン操作だけで特定のグループを指定して再生することができない


nice!(0)  コメント(0) 

BDプレーヤー導入

(承前)
DVDオーディオ再生を主目的に今回導入したのはヤマハのBD-A1040(中古)。後継機種のBD-A1060はDVDオーディオをサポートしていない。

このBD-A1040、仕様がパイオニア製品と似ていることから、同じMediatekのSoCを利用しているものと思われる。

まずはCDを再生し、同軸デジタル出力の品位を確認してみたが、やはり専用CDプレーヤーと比較すると若干分が悪かった。

つぎに、自作のDVDオーディオディスクや音声ファイル(wav、flac)を再生し、176.4kHz/24bit の音声信号が同軸出力から出ているのが確認できた。しっかりハイレゾならではの品位を確認することができた。

そのほか、全体的を通じた簡単なレビューを書いておくと、

・軽量級だが、思ったより安っぽくない
・再生中の騒音は、とくに問題ないが、ローディングや再生開始時、曲間移動の際の動作音が大きい
・トレイの動作等も、高級感はないが、まずまず
・DLNAサーバーへのアクセスは、思ったほど遅くない
・ファイル再生には画面を見ながらでないとできないので残念
・説明書がよい。簡潔ではあるが、その分内容が整理されている
・フロントに保護フィルムが貼られたままだった。はがし忘れたのではなく、保護フィルムが四方余分なく貼られていて、存在に気づかなかったのだろう。ネットで見るリモコン感度への不満の多くは、たぶんこのせいでは。
・YouTube は、ブラウザ実装の上でさらに実装されているせいか、起動が遅い。



nice!(0)  コメント(0) 

いまどきDVDオーディオ

いよいよ、いわゆるハイレゾ音源も無視できなくなってきたが、かといってPCを再生元にするのは、どうも気がひける。ノイズの問題はあるし、PCのファンの騒音問題もある。またこれはネットワーク経由の音楽ファイル再生機にも言えることだが、ファイルの整理をどうするか、ファイルのバックアップも必要だ、などなど、いろいろ気になりだして、どうしてもPCによるハイレゾ音源再生に乗り出せない。

ハイレゾ音源ファイルを、DVD-R を利用して DVDオーディオ のディスクという形にしてしまえば、PCを経由しなくてよくなるのだが、アナログ音声出力の音質まで十分吟味されたDVDオーディオ対応機器は、なかなか見当たらないし(そもそも対応機器が減ってきている)、かといって外部のDACを活用しようにも、デジタル出力端子経由の音声信号はダウンサンプリングされてしまうものが多かった。

ところが、最近のパイオニアのBDプレーヤーで、DVDオーディオに対応しつつ、192kHz/24bit までデジタル出力できる機種があることに気づいた。BDP-450, BDP-LX58, BDP-LX88 の3機種が該当する。

これらの機種とDVDオーディオディスクの自作によって、ハイレゾ音源ファイルは、ディスクという形で管理・再生できるし、将来的には外部のDACを活用してより高音質を狙うこともできる。

DSD音源は、ひとまずは176.4kHz/24bit に変換せざるを得ないが、デジタル入力からのDoPに対応したDACをつなげば、wavにパックすることで、対応可能かもしれない(ただしDSD64まで)。

ということで、いまさらながら、BDプレーヤーを購入して、ハイレゾデビューを果たそうと思い立った(つづく)。

※ディスクによるハイレゾ再生は、DVDオーディオにこだわらなければ、パイオニアやソニーの各種BDプレーヤー(ただしギャップレス再生ができない模様)、あるいはTEAC のPD-501HR という選択肢もあった。
nice!(1)  コメント(0) 

ヘッドフォン

ヘッドフォンをいろいろ試聴したり購入したりしているなか、
おっと思ったのはオーディオテクニカの ATH-MSR7。
某ライバル製品より、情報量はほんのちょっと劣るかもしれないが、
音の出所からの距離感がオフ気味で、その分余韻や奥行きも感じられ、
音場が整理されているように感じ、クラシックのオーケストラの再生には
好ましく感じた。
が、次にピアノのソロ演奏を再生すると、どうもピアノの音色が変わって
聞こえる。
そこで思い当たったのは、本機はハウジングの鳴らし方が巧妙で、
うまく響きを乗せたり抑えたりしているので、音楽の内容によっては裏目に出るタイプなのではないか
ということだ。

それはともかく、購入したヘッドフォンのひとつは、フィリップスの FX3。
情報量は値段(¥4000で購入)なりだが、
音色とかレンジがとりたてて変わってしまうことがなく、非常にバランスが取れている。
低域は量感も質感もそれなりではあるが、しっかりと存在感がある。
これが当たり前のようで難しい。
nice!(0)  コメント(0) 

買ったアクセサリー

stereovox hdxv
山本音響工芸 QB-2 (キューブベースアサダ桜材)
audioquest type8 2m
サンワサプライ AD2-TM-PK
nice!(0)  コメント(0) 

ワルツ・フォー・デビイ

・OJC20 210-2
Joe Tarantino


・CAPJ 9399 SA
SACD

・VICJ-60008
別宮環リマスタリング
20bit K2 HQ CD
1997年5月28日発売


・VICJ-61060
アラン吉田リマスタリング、田口晃監修
XRCD 紙ジャケット


・UCCO-5001
2007年8月 JVCマスタリングスタジオにて
杉本一家監修の DSDリマスタリング


・UCGO-9014
SACD (SHM仕様, シングルレイヤー)
米国コンコード社の2010年192kHz/24bitからDSDマスターを作成


そのほか所有していないが ステレオサウンド 191号 嶋護さんの記事に言及があるもの
・VDJ 1536

・VICJ 60292

・JVCXR0220-2

・CAPJ009


nice!(0)  コメント(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。